情報ナビゲーション概念は、インターネットを一つのデータベースとして考え、独自に構築した知識データベースと組み合わせることで、質問者が求める最適なアウトプットならびに情報へのつながりを提供する革新的な技術です。
昨今、RAG(Retrieval-Augmented Generation、検索拡張生成)が、検索と生成AIを組み合わせた革新的な技術と言われておりますが、わたしたちは同様の概念の研究を創業以来継続しており、ひとつ先を行っているとも自負しております。

わたしたちが2006年に開発し、今も開発を継続している「ANSWER ENGINE」は、質問内容の理解はもちろん、回答をどのようなアウトプットで提供すれば納得するかを徹底的に研究し、アルゴリズム・データベース化などをおこなった独自のエンジンです。
ANSWER ENGENEは、音声などの自然文の解釈はもちろん、キーワード検索のようなスペース区切りの単語から探しているものの理解、さらに方言なども理解する、汎用性の高さも特徴の一つです。
RAGに独自の「OUTPUT OPTIMIZED 回答出力最適化」技術を組み合わせ、ORAG(Output-optimized Retrieval-Augmented Generation、回答出力最適化+検索拡張生成)を、わたしたちは新たに開発しました。
例えば次の例は2006年の段階での出力概念となりますが、質問内容が「アーティスト」「企業」「スポット」などにより、回答情報自体が異なっている事がわかっていただけると思います。
この回答情報の中から更に質問内容に応じて回答表現も含め、最適化させています。
わたしたちは経験から「人は答えそのものだけを求めるのではなく、その周辺情報も知識として得たい」という事を知っています。
全知全能の神AIを作るのではなく、あくまで人をサポートし、人それぞれに適した回答ができる秘書AIであることの大切さを、わたしたちは理解しています。

わたしたちはiPhoneが発売される1年前に、Siriが登場する5年前に..
携帯電話でSiriと同じ事が実現できる技術を独自開発し..
「代わりに検索」をリリース
今から18年前のおはなしになります..
下図は、当時の代わりに検索とGoogle検索の検索結果画面になります。「ドコモ関西 本社 電話番号」に対しての結果です。
わかりにくいかもしれませんが、同じサイト内のページがグルーピングされているのにお気づきでしょうか?チラシーやインタレスタグで利用されているクラスター技術は、このときには完成されていたのです。
下図も代わりに検索における携帯電話での検索結果画面です。求めている情報に対し、ダイレクトに情報が得られるように出力情報やインターフェイスが整理されているのです。
代わりに検索のリリースから約18年、わたしたちは止まっていること無く、常に創造を続けておりました。
これからスポットライトの新AI技術をベースとした、さまざまなサービスがリリースされていきますので、楽しみにしていてください。