CX(顧客体験)を重視するEC企業においてヘッドレスコマースの導入が進んでいる背景ですが、消費者が購買行動を行う際のデバイスならびに消費行動の多様化、カスタマージャーニーの複雑化などから、従来のECシステムではスピーディーな購入体験の最適化への対応が難しくなったためです。
ヘッドレスコマースという言葉もない2009年、ECプラットフォームのUI/UXの制限によりEC企業の機会損失を招いているのではと考え、UI/UXをEC企業が自由にデザインできるAPIアーキテクチャーによる独自のECシステムを開発しました。
他社に先駆けたからこその15年以上の運用実績とシステム進化、100%独自技術のヘッドレスコマースだから、柔軟なカスタマイズ導入にも対応可能です。
ヘッドレスコマースはAPIを利用することで、ECサイトのフロントエンドとバックエンドの切り離しを実現しています。
APIとはApplication Programming Interfaceの略で、異なるソフトウェアやアプリケーション同士を連携する仕組みです。ECサイトのシステムのなかにAPIが存在することで、フロントエンドは単独でデザインのカスタマイズが可能になります。バックエンドは、外部ECシステムの各機能を利用して、最適なサイト構築を行えます。
ヘッドレスコマースにおいて、APIがアーキテクチャの根幹になっているのです。
従来のECとの違いですが、従来のECサイトはフロントエンドとバックエンドが連動していたため、どちらか一方を独立して変更・改善することが困難な設計でした。
たとえば、バックエンドの在庫管理機能の一部変更した場合、フロントエンドにも何かしらの影響が出る可能性があるため、フロントエンドも合わせて変更する必要がありました。
ヘッドレスコマースを導入することで、フロントエンドを変更したい場合もバックエンドの影響を受けずに、独自のカスタマイズが可能になります。
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